この記事は、公立中高一貫校の中学受検を目指している我が子の、学校と塾の両立や反抗期を迎えた子供と受検について、まとめています。
また、塾講師目線から考える反抗期の定義についても触れています。
個別懇談会と志望校
先日、塾の個別懇談会がありました。
中学受験について、娘の状況や志望校の確認、などなど話したいことは盛りだくさんなのですが、10分という限られた時間の話し合いです。
1番に先生から質問されたことは、志望校についてです。
今の現状では、難しいのは承知していますが、公立中高一貫校と答えました。
こちらの地域では難関中学です。
現在、娘は5年生。
先生がおっしゃるには、現時点で6年生としたら、あと5ヶ月しかないので時間が足りないとのことですが、5年生なので、1年5ヶ月とすると、志望校としての圏外ではないそうです。
受験のサポートに大切なこと
先生は娘について、今年度の数か月の学力テストの成績や、サポート体制についてなど、様々な観点から考えると、ゴールデンウィーク以降から、オンライン授業が増えすぎていることを心配していました。
娘ですが、5年生になってからは、委員会やクラブ活動が盛んになり、下校時刻が遅くなる日が増えています。
そして、通塾するためのバスに乗り遅れてしまうため、オンライン授業が続くという状態です。
しかし塾側としても、部活動は学校生活においては、大切な特別活動の一環との考えが強いので、部活を早退したり休むなどは、おすすめできないようです。
小学校生活においての部活動は、勉強以外の大切な学びになります。
そして、子供たちの今後の人生の糧となるため、積極的におこなってほしいとの考えとなります。
先生のおっしゃるオンライン授業が増える懸念については、先生側から生徒(娘)の様子が分からないというところでした。
教室授業やオンライン授業、通信も、学力アップの意味では、本人のやる気と相性次第なので、オンライン授業がよろしくないという意味ではありません。
実際に娘自身は、オンラインの授業に慣れてきて、生活リズムが整うなど、授業内容をしっかりと学習できているとしても、先生としては、現在の娘の進捗や、生徒(娘)の、人となりが分からないため、塾からのサポートを、今後、どのように進めていけば良いかということでした。
通塾は、対面のコミュニケーションを図るなど、生徒の様子を知ることによって、塾側の対応がおこないやすくなることを目的としています。突発的な用事で、オンライン授業を利用するのではなく、標準授業がオンラインになってしまうのは、当初の目的から外れてしまうことになります。
中学受験は、まだ本人が小学生ということもあり、子供が1人で受験に挑むことは難しいため、親子が一丸となって、受験を目指します。
それに加えて、塾からのサポートや対策を受け、親、塾の先生方、本人、各々のチームワークを高めて受験に挑む体制が必要と、先生はおっしゃっていました。
そのための進学塾なので、対面ができないことは、非常にもったいない状態と言えます。
以上のことから、オンライン授業ではなくて、通塾してほしいと思う先生の気持ちは、とても納得できるところでした。
母である私のサポート体制が、中学受験では重要となるため、私自身も今後の働き方をうまく調整する必要がありそうです。
中学受験と反抗期
学業の面も大切ですが、それと同じく私生活についても受験は重要なポイントです。
安心できる場所で、勉強に集中できる環境を整える必要があります。
その他、心の安定についても、重要なポイントとなります。
そして我が家の娘ですが、反抗期の真っ只中です。
何かにつけて、イライラしているようで、気に入らないとすぐに話をしなくなります。
そして、コミュニケーションを遮断します。
受験を目指していても、目指していなくても、常にイライラしていては、心身ともによろしくないです。
思春期なので、本人もどうにもならないのかも知れませんが。
どうか平穏な気持ちで、勉強をおこなってほしいものです。
塾講師の話す反抗期の定義
親子が一丸となって受験を目指したいのは山々ですが、お年頃の娘の扱いは、なかなか難しいです。
先生にも、受験と反抗期について、今後はどのようにサポートを行うと良いかを聞いてみました。
すると、先生は一言
1人で段取りをつけて、責任を持ってこなせるのなら、反抗期。
そうでなければ、ただの甘えです。
オーマイガー!
先生のおっしゃる通りです。
そんな当たり前なことを、私も言わなければ良かったのですが余計な相談でした。
反省です。
先生のおっしゃる通り、娘は反抗期ではなく、ただの甘えでしょう。
そして私は、甘えて駄々をこねている娘を持て余している、頼りない母といったところです。
貴重な懇談会に、とんでもなく不要な話題に触れてしまいました。
以前、子供たちがまだ小さかった頃に読んだ育児本で、自立(反抗)と甘えを繰り返して大人になるようなことが、書いてあったような気がします。
だから大人になるためには、反抗期は必要というようなことも。
遠い記憶なので、曖昧ですが。
今後について
考えの甘い母と娘。今後どのように中学受験に挑めば良いか。
「怠惰な時には、叱るのではなく原因を突き止めるべく話を聞き、意欲的になるように促す」
このように、方法はいくらでもあると思います。(塾の先生がおっしゃっていたお言葉です。)
頭では理解していますが、実際に行動に移しても、現実問題うまくいくとは限らないところが、難しい現状。
主人は、娘が可愛くて嫌われたくないことから、叱れないとか。
いずれにしても、反抗期でも甘えでも、親子と塾との連携をしっかりとおこない、今後も中学受験に向けて頑張りたいと思います。
「中学受験は、本人だけではなく、家族、塾、皆で力を合わせること」
以前にもお話がありましたが、改めて深く心に刻みます。
良い言葉です。
そして、
「受験は1人ではない」
ということを、再度、娘にも伝えたいと思います。
我が家と同じく受験を目指している皆さんも、1人で抱え込むことないように、家族や先生、友達など、周囲の皆を巻き込みながら一歩一歩着実に、前へ進んで行っていただけたらと思います。
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