中学受験に役立つ算数の授業 計算スピードを上げるポイント

進学塾の授業(中学受験コース)

面積と体積の計算式を簡単にするコツ そして俳句の句心について

この記事は、前回に引続き、5年生の娘の塾の様子についてまとめたものです。

出席確認も含めた、オンライン授業の生徒さん限定の脳トレと、算数の授業から学んだ計算スピードを上げるポイントや、図形を簡単にする分配法則についてまとめています。

オンライン授業が続く

娘の通う塾では、部活動などで通塾不可の時には、オンライン授業で、出席をすることが出来ます。

そして、オンライン授業の場合は、出席確認というものを取ります。

出席確認方法は、クラスルームのコメントにて先生からの質問があり、それを授業開始前までに、回答するという形式になっています。

つまりは、アプリ内のメッセージのみで、完了できる、システムになっているのです。

保護者の私のスマホからも、メッセージの確認ができるので、娘がオンライン授業の時は、毎回、回答の確認をしています。

5年生になり、学校のクラブ活動が盛んになり、下校時刻が遅くなることから、最近は月の半分以上がオンライン授業になっています。

頭の準備体操の俳句

今回の先生からの、オンライン授業における、出席確認の脳トレです。

質問内容は、

「梅雨」といえばで、五七五の俳句を作りましょう。

これに対して、娘さん。

ポヨ子(娘)
ポヨ子(娘)

雨降ると

家で遊ぶの

つまらない

そして、先生

先生
先生

ポヨ子さん(仮名)

俳句をありがとうございました。

来週教室にお見えになったときに、仕上げましょう。

ガビーン!!

娘さん。仕方がないです。

しっかりとした、学習的なことを始めたのは、5年生からです。

だから仕方がないです。

仕方がないのですが、これはヒドイ。

一応娘さん、地域では難関と言われている公立中高一貫校を受ける予定なのですが。

ちなみに、このクラスルームのコメントは、クラスの全員が見られるシステムです。

そして私のように、保護者でも見ている方がいるのです。

これを見た保護者の方々が、塾に対する不安を感じなければ良いのですが。

(塾のレベルや指導の云々ではなく、娘の句心の問題です)

今はこの状態ですが、これからの授業で確実に学んでいければ良いと思います。

そして娘は、そもそも俳句の季語や意味を、分かっていないような気がしました。

雨ならば、春夏秋冬いつでも降ります。

雨を使うなら、梅雨を感じられる内容にしたいところなのですが。

しかも、「家で遊ぶの つまらない」っていったい。

インドア派の娘さん。

晴れていても、お出かけよりは家が好きです。

雨の日限定で、家で遊ぶのがつまらないということか、もしくは何も考えずに、なんとなく言葉を並べたことなのか。

おそらく、後者だと思います。

余談ですが、我が家の長男の5年生の頃の俳句になります。

「夏の庭 足もと見れば ありめいろ」

兄の俳句

同じ5年生とすると、長男のほうが夏を感じられる俳句となっています。

長男については、学校の成績はイマイチでしたが、感受性が鋭いのかもしれません。

俳句もそうですが、文章は自身の思いが込められていなければ、相手の心に響くどころか、相手に伝わることさえ出来ないと、私は思っています。

娘には、「自分の思いを言葉で伝える大切さ」について学んでもらいたいと思いました。

中学受験に役立つ算数

分配法則について

塾では算数で、小数点の掛け算の、分配法則を学習しています。

分配法則については、頻繁に使うようになるのが中学の数学からです。

しかし、この法則を活用することによって、式を簡略化し、計算を少なくできることや、問題を解くスピードや計算の正確性に影響があるため、塾では、この部分を強化した学習を徹底しているそうです。

図形と分配法則について

分配法則を活用することによって、役立つ具体的な単元

  • 2桁以上の掛け算(小数点の掛け算)
  • 図形の面積の計算(円周率も含む)

進学塾の先輩生徒さんの話す、受験前に、もっと勉強しておけば良かった単元については、過去記事でも書いていますが、算数では、面積、体積が圧倒的でした。

中学受験に出題される、算数の面積や体積については、しっかりと受験対策を行っている生徒さん達でも難しかったと、皆さんおっしゃっていました。

面積や体積については、分配法則をきちんと理解することによって、計算の効率が、変わってくると言われています。

そのために塾では、分配法則を、中学からとは言わずに、小学生の段階から取り入れているようです。

そして、分配法則を活用すると、計算速度が上がり、計算ミスも少なくなるなど、知っていると役立つようです。

特に、円を組み合わせた面積については、計算の手間が大きく変わってくるということでした。

今後の課題について

2桁以上や小数点、面積の掛け算など、複雑な計算の式を、簡略化するための分配法則ですが、分配法則が必須というよりは、素早く、正確に、効率良く、この3つが、気をつけたい点のようです。

塾からは、算数に限らず、学力テストについても、「時間配分が鍵」と、常に伝えられているため、日々の学習を通して、「受験時に発揮できる力」を養うことを課題としているそうです。

まとめ

塾では、受験に必要な授業をたくさん学びます。

今回は算数についてまとめましたが、過去記事では、社会が公立中高一貫校の過去問と繋がることもあり、重要とまとめたものもあります。

受験については結局のところ、どの教科もまんべんなく学ぶ必要があり、習った学習の穴がないように徹底することが、基本のようです。

以上が、今回娘の学んできた学習のポイントとなります。

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