先日、娘の塾の5年生の授業で、中高一貫の過去問で出題されたような形式の、学習をしました。
中高一貫校の入試問題は、適性検査となるので、少し出題形式が変わっています。
生活に因んだ問題が出題される傾向があるため、見落としがちな社会は、とても重要な科目の一つとなるようです。
今回は、娘が塾の授業で学んだ、社会について書いていきたいと思います。
そして、中学受験に興味があるけど悩んでいる方や、進学塾とはどのような勉強を行うのか等、皆様のヒントになれたらと思います。
目次
今週の授業について
社会の授業では、
「日本の位置と周りの国々」「日本の国土」
その他、日本は山が多いことや、東北地方には田んぼが多い理由などを学習したそうです。
社会の授業の振り返り
過去記事でも書いていますが、先週は、日本の最端の島を覚えるという授業で、島の先頭文字の語呂合わせを使い、暗記をする方法を教えてもらいました。
- 択捉島(えとろふとう)
- 南鳥島(みなみとりしま)
- 沖ノ鳥島(おきのとりしま)
- 与那国島(よなぐにじま)

先生も生徒さんたちに覚えてもらえるように頑張っていました。
娘曰く、本当のところは先生のオリジナルではなくて、生徒さんたちが覚えやすい方法や、皆が楽しめる授業を必死に調べているそうです。
今回は特別に、印象的に残る授業は、なかったそうです。
確かに先生としても、毎回話のネタがあるわけではありませんね。
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社会の授業は生活から学ぶ
「日本の位置と周りの国々」では
北方領土、尖閣諸島、竹島など、周りの国々に関する学習でした。
ロシア、中国、韓国など、様々な歴史の背景はありますが、そこら辺は今後に詳しく学習することでしょう。
日本には山が多く、国土の約4分の3が山。ということで、日本のアルプスも覚えてきました。
約4分の3が山ということは山以外の、残り約4分の1の地域で、生活をしている人が多いということになります。
都市部に人口が集中する理由が何となくわかる授業だったようです。
その他は、東北地方には田んぼが多いということについて、先生からお話がありました。
「なぜ東北地方には田んぼが多いのか」
日本の歴史が深く関係しているという事柄らしいので、こちらも、今後に備えて、詳しく学習させたいと思います。
そして、日本の国土では、各地の人々の暮らしを学習しました。
今回は、沖縄県についての学習です。
沖縄県では台風が多いため、石垣や漆喰で固めた屋根や防風林などを設置し、台風や災害の時のための工夫がされています。
また、二階建てではなく、平屋建てにすることで台風時の風が、建物に当たる面積を少なくするなど工夫もされています。
このように沖縄県では、たくさんの災害対策がなされています。

中高一貫校の適性検査
台風の授業を学んだついでのお話ですが、娘の目指す中学の過去問でも、災害についての試験問題が出題されていました。
中高一貫校の過去問は、一つの題材があり、それを読み解く問題形式になります。
問題形式例題その① 災害編
例えば、浸水についての問題文として
- 地域のハザードマップを見て、一番近い避難所はどこなのか
- どのような経路で行けば良いのか
- 距離は何キロか(目的地までかかる時間について等)
- どこの地域の浸水がひどいのか
このような形で、出題されることが多いようです。
災害の話から、国語の要素や算数の計算、社会の知識など、各教科の隔たりがなく、解いていく必要がある内容となっています。
当然に、読解力も文章力も必要となります。
そしてこちらの問題のように、地図記号が分からなければ、回答するのが難しい内容など、過去においての入試問題が出題されていました。
このパターンの問題に関しては、地図記号に限らず、小学校で習った学習の一通りは、頭に入れる必要がありそうです。
問題形式例題その② 旅行編
それ以外にも、家族旅行から推測する問題が出題された年度もありました。
例えば、
5人で家族旅行をした際に、かかる交通費の計算や、時刻表を見てスムーズに乗り換えをするには、何時に乗車すると良いか。
また、寄り道時間を30分とした場合は、何時に家を出て、何時に現地に到着するか。
そして交通費に関しては、大人、中人、小人、幼児、と価格が違い、webから申し込んだ場合は、価格の20%が割引適用されるなど、以上の条件から計算することになります。
このような、出題形式が多く使われていることから、塾の授業でも、理系の謎解き問題が必要とされている事が伺えます。
謎解き問題は、理系と言いながらも、普通の理系とは異なっているように思えます。
日々、色々な情報にアンテナを張ることや、日頃から新聞を読むなどの習慣が、受験対策としては必要になってきそうです。
受験対策だけではなく、家族のコミュニケーションを図るためにも、「会話は大切」と思いました。
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まとめ
家族の会話の大切さにも触れましたが、我が家の場合は、中学受験と娘の反抗期が、ダブルで訪れました。
反抗期と、受験の両立は、これから益々大変になってきそうです。
娘ですが最近は、何かにつけて沈黙を決めています。
都合の悪いことは話さない。
ご機嫌な時には、色々と話しをしてくれますが、少しでも機嫌を損ねると、3日は口を聞いてくれません。

どうしたら良いかと、親としては、困り果てています。
「子育ては修行」と、どこかで聞いた事がありますが、まさしくそんな感じです。
誕生した時の夜泣きから始まり、色々とあって現在は反抗期。
この次は、いったい何がくるのでしょう。
難しいお年頃の娘。
早く平穏な日々が、訪れますように。
次回も、学習関連の記事となります。