公立中高一貫校の中学受験を目指している、5年生の我が家の娘。
学校では優等生のはずなのですが、進学塾ではイマイチ伸び悩んでいます。
前回の記事では、出席確認の俳句を出題されましたが、見ているこちらが恥ずかしくなる程に、句心に問題がありました。
それでも塾の先生は、伸びしろが大切と優しく受け入れてくれます。
ありがたい限りです。
今回は、塾でおこなわれた、算数と理系(適性検査2)の授業の様子を、まとめました。
受験対策の理系(適性2)について
塾では、算数や理科とは別に、受験対策として理系(適性検査2)の授業が、週1でおこなわれています。
公立中高一貫校の中学受験においては入試問題が、国語、算数、理科、社会、ではなく、適性検査1と適性検査2とされています。
そして、適性検査1は、文系寄りの問題、適性検査2は、理系寄りの問題が出題されることになっています。
文系寄り、理系寄りの意味として、適性検査に関しては、文系であっても理系の要素が含まれる問題もあり、理系であっても文系の要素が含まれる問題が出題されるために、4教科の隔たりなく出題されることから、適性検査1、適性検査2とされているそうです。
過去記事においては、理系の「謎解き問題」について書いてきましたが、最近は、理科の単元に含まれる理系や、「謎解き問題」以外の算数の学習が、おこなわれています。
現在は、受験対策で、1~20までの、同じ数の掛け算(「1×1」~「20×20」)を、徹底的に暗記するなどの学習をしています。
理系は基本的には、「謎解き問題」と思っていましたが、謎解きに関しては、理系の知識の一部ということのようです。
私としては、娘から聞いた謎解き授業は、コナン君が解決しそうなストーリーで楽しかったのですが。
お話を聞いている私は楽しいのですが、受験をするのは娘なので、謎解き以外にも、幅広い理系の知識を身に着けてもらいたいと思います。
算数の割り算
塾では、小数の割り算を学習しました。
小数の場合は、位の移動を間違えないように、移動する位は「お皿」を書くといいと教わったそうです。
小数点の移動
そしてこちらは、娘が授業中に、まとめたノートになります。
急いでまとめていることもあり、字が雑ですが…。
「お皿」とは、小数点の横にある、赤い矢印のこと。
棒矢印ではなく、丸い矢印なので、「お皿」とのようです。
ほかにも、赤い矢印がたくさんありますが、お皿の矢印ではなく、上下の赤い矢印は、小数点をつける位置になります。
娘のノートに書いてある通りですが、
- わる数が整数になるように、小数点を移動させる
- 商は( )内の位まで、計算する
- 動かした後の小数点を、真上にあげる
- 動かす前の小数点を、真下に下げる
塾では、このように教わったことを、自分なりに分かるようなノートを作成しています。
先生からも、見直した時に見やすいノートを作ることも、成績アップには大切なことと言われていました。
雑に書いたノートを見直して、何が書いてあるのか分からないのでは、本末転倒です。
字は、きれいに書く習慣を身に着けたいところです。
娘の言い分
急いで書かないと、授業が進んで書けなくなるから、キレイに書く余裕なんて、ないんだよ~。
気持ちは、とてもよく分かります。
子供の頃は、母の私も同じでした。
しかし、数をこなすと慣れてくるので、素早くキレイにノートを書くことが、できるようになります。
慣れるまで、もう少し頑張ってもらいたいと思います。
検算で答え合わせをする
また、商が合っているかの確認の、検算も学習しました。
例題)31 ÷ 15 = 2 余り1
検算)割る数 × 商 + 余り = 割られる数
15 × 2 + 1 = 31
このように、学力テストにも検算が活かせる事を、教えてもらいました。
検算法はその他にも、簡単に短時間で検算ができる、「九去法」という方法もあります。
九去法については、お兄ちゃんが小学生の頃に学習していた参考書で、現在娘が学習しています。
九去法は、桁数の多い計算問題を確かめることに、とても役立ちます。
また、小学校で行われる算数をしっかりと学び基礎力をつけることによって、中学で学習する数学の捉え方が変わってくるそうです。
また数学に対する苦手意識をなくすためには、算数に穴がないように丁寧に学習することが大切と、先生がおっしゃっていたそうです。
どの教科も同じと思いますが、日々の授業を理解し家庭学習を丁寧に行うことを、心掛けて欲しいと思いました。
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