この記事は、テストや模試について、見やすい解答用紙の書き方が重要な理由と、見直しのしやすい解答用紙の書き方のポイントをまとめています。
気になる内容については、各目次からご確認ください。
解答用紙の書き方が重要な理由
模試など、各種テストの際には問題用紙と解答用紙が配布されます。
そして問題用紙を見ながら、解答用紙に答えを書いていくかたちが一般となります。
目次の通り、解答用紙の書き方が重要な理由について。
結論から話すと、解答用紙の書き方がキレイな場合とそうでない場合については、最終的な見直しの時間にかなり影響が出てくるのです。
その他、採点者からのイメージも変わってきます。(※点数とは関係ありません)
キレイに書かれている解答用紙と、雑に書かれていたり、読みにくい解答用紙の場合、皆さんだったらとちらの方が採点しやすいでしょうか。
解答用紙の書き方のコツを知ることによって、自分自身が見直しをしやすくなる事から、最終確認の能率にも変化があるようです。
学習以外の部分なので意外と盲点ですが、この部分は、自分の実力を出し切るためにも、気をつけたいところとなります。
解答用紙は消しゴムを極力使わない
模試やテストの問題については、国語は200文字以内など長い文章で答えることや、算数は計算の際に多くの筆算をする必要があります。
しかし、書き込んでは消しゴムを使うことを繰り返し行うと、解答用紙がクシャクシャになり、読みづらくなるなど、最悪の場合は用紙が破れてしまうこともあります。
そのため、塾ではテストや模試の際には極力消しゴムは使わないことと言われています。
また、正しい答えを記入していても消し後が残っていると、誤字と間違えられることもあるので注意が必要なのです。
そこで、極力消しゴムを使わずに済むポイントとして
- 答えを直接解答用紙に書き込まない
- 答えや途中経過の文章については、問題用紙に下書きする
- 最終的な答えを解答用紙に清書する
※受ける模試や学校によって相違があるかも知れないので、問題用紙に書き込み禁止でないことの確認は必要です。
問題用紙に答えを下書きすることは、試験終了後に自己採点ができることにもメリットがあります。
清書された解答用紙については、自分自身も最終確認が行いやすくなり、確認作業の時間が短縮されると娘は話していました。
清書を行うことによって、答えの間違えに気づき、消しゴムで消す作業が少なくなることも、読みやすい解答用紙に仕上げるポイントとなります。
最大限に気をつけたいありがちなミス
娘は5年生ですが、模試やテストの際には、上記に書いた内容のことを全て行っています。
入塾当初は、致命的な書き込みミスを行ってしまいましたが、現在についても、非常にもったいないと思うミスが多々あります。
例えば
- 問題用紙に記入した答えを解答用紙に記入し忘れる
- 問題用紙に記入した答えを、解答用紙に写し間違える(記号で回答する問題)
- 解答用紙の列を、1段間違えて記入してしまった(致命的なミス)
1については、問題用紙には正しい答えを書いていますが、肝心の解答用紙には書いたつもりでいても実際は未記入でした。
2については、問題用紙には正しい記号の答えを書いていますが、解答用紙には写し間違えた記号を書いていました。
3については、我が子の入塾当初のミスですが、問題と答えを、1段間違えて記入してしまったことがありました。
試験終了間際に間違えに気づき、慌てて書き直したそうです。
このようなミスを、入試で気づかずにそのまま提出してしまった際には、問題用紙の記入は全問正解でも、解答用紙は全て不正解となるので致命的なミスとなります。
1と2については、このミスが重なると、まとまった点数となるので非常にもったいないのです。
3の致命的なミスでも、問題用紙に正しい答えを記入していると、気がついた際に速やかに書き直しが行えます。
そして、解答用紙にキレイに清書ができていると、最終確認でミスを発見しやすいと言うことが分かります。
まとめ
模試やテストは緊張します。
本番の入試についてはそれ以上の緊張となることでしょう。
見直しも含め、効率よく試験を行うにあたり、解答用紙にキレイに清書を行うことは、重要事項となってくることが分かりました。
今回のポイントのまとめについて。
- 解答用紙は極力消しゴムは使用しない
- 答えを直接解答用紙に書き込まない
- 答えや途中経過の文章については、問題用紙に下書きする
- 最終的な答えを解答用紙に清書する
- 問題用紙に記入した答えは、解答用紙に書き忘れない
- 問題用紙に記入した答えを解答用紙に正しく記入する
- 質問と解答欄は、列のズレや間違いのないようにきちんと確認をする
受験生の皆さまが、今までの実力を最大限に発揮出来ますように。
そして、少しでも読みやすい解答用紙の記入を心がけ、最終確認まで力を抜くことなく頑張れることを、心から応援しています。
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