この記事は、小学5年生の娘が進学塾の春期講習を受けてきた様子や体験談をまとめています。
娘ですが、先月からの体験授業と中学受験の説明会を受けて、今回は念願の春期講習に通い始めました。
そして娘さん、中学受験を希望しています。
春期講習は、全6日間。
科目は、国語、算数、理系の3科目を行い、毎日2時間の授業になります。
最終日は、振り返りの確認テストを受けて、春期講習が終了となります。
国語の自己紹介
初日の国語は、自己紹介で終わったそうです。
自己紹介で伝える項目は
- 自分の名前
- 通っている小学校名
- 好きな場所
以上、3つを紹介し、それぞれみんなの回答をメモするそうです。
娘と同じ小学校の、生徒さんはいませんでした。
塾生のみんなは、娘の学校について、どこにある小学校?
と、わからなかったそうです。
我が家は、山中から街中へ出てきてますから、皆さん知らないとは思います。
そして、バスで片道40分。朝夕の通勤や通学時間以外は、3~4時間はバスが来ない地域です。
1番近くのコンビニが、徒歩50分。
娘はたまに街中へ出てくると、人の多さに驚きます。
我が家の地域は、すれ違うとしても、ほとんどが顔見知りですから。
一般的に世間では、「知らない人にはついて行ってはいけません」と言いますが、田舎暮らしは、知らない人に遭遇する確率よりも、熊と遭遇する確率のほうが高くなるほどです。
本日も熊が出没したと、地域のメール配信がありました。
塾付近は街中といっても、一番大きな建物がイオンモールなので、こちらもまた都会とは言えませんが。
そんな田舎育ちの娘ですが、緊張する中で自己紹介では無事、自分のことを伝えられたそうです。
ちなみに娘は、好きな場所について、
「リビングのソファー」
と答えたそうですが、本当のところは和室のこたつでしょう。
カッコつけたいお年頃のようです。
国語の授業の仮借について
春期講習の2日目以降は、国語の授業で仮借を学習しました。
仮借は、娘の通う学校では習っていません。
小学校で習わない単元か、学習を行う学校もあるのかは不明ですが、娘は新しい情報を学び、嬉しそうに話してくれました。
こちらは、娘が教科書に書き込んだ仮借の一部です。
漢字から想像できるものもあれば、全く結びつかないものもあったりで、面白いです。
早速、学校の自主学習につけ足すと言っていました。
話してみたくなる知識です。
算数の重要単元について
そして算数については、計算問題と図形の授業を受けてきました。
4年生の復習の授業だったようです。
図形は、中学受験に必要な単元のため、4年生の基礎を固める必要があります。
図形に関しても、小学校の基礎が理解できていないと、中学になった時に苦労すると、先生もおっしゃっていました。
特に算数は、図形に限らず小学校の積み重ねが大切なようです。
そして、中学受験は算数の難易度が高いようなので、塾では算数に力を入れているそうです。
塾からのミッションについて
春期講習については、受講するにあたって塾からのミッションがありました。
【学校の春休みの宿題を全部終わらせること】
春期講習のテキストは、学校の宿題との両立は難しいテキストの厚さ。
6日間で終わるのかと不安に思うようなボリュームでした。
つまり、塾の授業の進度として、学校の春休みの宿題は、3日間以内で終わらせるくらいの勢いが必要なようです。
親子共々、かなりのプレッシャーを感じます。
最終日の学力テスト
春期講習の総まとめのテストになりますが、娘にとっては、入塾するにあたっての学力テストにもなります。
以前の記事でも書いていますが、こちらの進学塾は、入塾する際に学力テストがあります。
一定レベルの基礎学力があることが、必要とのことです。
テストをクリア出来たら、5年生からの中学受験コースに進めます。
手応えとしては、
- 理系は多分大丈夫。
- 国語は自己採点が終わってないから、まだわからない。
- 算数は計算ミスが多過ぎて、自己採点がこわい。
学力テストは初めての経験なので、本人もまだよく分からないようでした。
学力テストで学んだこと
ひとつだけ言えることは、娘はテスト慣れしていないということです。
そして、学力テストは応用問題が複雑なようです。
そして塾の学力テストは、NRT検査みたいと言っていました。
- 応用問題に適応できる力をつけること
- 時間配分を考えること
以上が、学力テストに必要な力だと思いました。
春期講習のメリット
結果的に今回の春期講習は、受けて良かったと思います。
また、学力以外にも収穫がありました。
- 日々の学習習慣がついたこと
- 規則正しい生活リズムができたこと
- 学習する体力がついたこと
- テストに慣れること
学習習慣と生活リズム
塾のテキストは、複雑な応用問題が多いように思われます。
考える力が養われることと、時間もそれなりにかかるので、毎日一定の時間は勉強に取り組むことになります。
そして毎日のルーティンが出来ると、自然と規則正しい生活リズムが生まれます。
集中力と体力の関係性
娘も話していますが、春期講習を受けるようになり、勉強する体力がついたようです。
以前は学校の宿題をこなすことや、その他諸々、集中力は30分が限界でした。
今回は気がついたら1時間が過ぎているなど、集中度合が違うようです。
集中しているため、過ぎる時間も早く感じるのでしょう。
持続力は体力アップにも繋がっている証拠だと思います。
テストに慣れるために
そして、テストに慣れると言うことはかなり重要です。
先生がおっしゃるには、学力テストは範囲が広く応用問題も含めて、時間配分が鍵となるそうです。
無駄なく、素早く、正確に。
こちらに関しても、良い経験になりました。
その他にも、テストを行う会場の雰囲気や緊張感を感じることも、場慣れするという意味では、こちらもまた、学力以外に得られたことの一つでした。
さいごに
塾では、皆が中学受験という目標に向かって日々過ごしています。
そして目指すところが同じなので、生徒さんたちは皆、真剣に学習に取り組んでいます。
1人で参考書と向き合うのもいいのですが、娘の場合は、一緒に学習する仲間がいることで、良い影響になったようです。
周囲の熱量も肌で感じられ、塾生のみんなは、仲間であり良きライバル。
集団授業は向き不向きはあるとは思います。
個別指導の方が向いているお子さんもいることでしょう。
それぞれの個性にあった学習環境を整えられればいいと思います。
我が家も入塾テストに合格できたら通塾をさせたいと思います。
今回の春期講習は、慣れない環境での初めての経験。
バスに乗るのも、塾に行くのも初めてなので、緊張の毎日だったことでしょう。
中学受験を目指すとなれば、この状態が日常になります。
今日はゆっくり過ごして、また明日から引き続き頑張ってもらいたいと思います。
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