特技だけでは成り立たない現実 小5の息子が家庭教師学習を決意した経緯

子供のこと

この記事は、小5、小6の時に家庭教師をつけて学習を行った、わが子の経験についてまとめています。

息子は小学校の4年生頃から、学校の授業に全くついていけなくなってしまいました。

そこで家庭教師学習を決心することにしたのです。

ここでは家庭教師をつけるまでの経緯や登録の流れ、オンライン家庭教師にした理由やメリットについてを書いています。

また、講師と生徒のマッチング方法についても触れています。

皆さん、ぜひ参考になさってください。

家庭教師をつけた理由

特技だけでは成り立たない現実

うちの息子は、勉強が嫌いです。

息子に至っては、勉強の話や少し難しい話をするだけで、顔がげんなりとします。

好きなことへ掛ける情熱は凄まじいので、全く何もしないわけではないのですが。

勉強よりも、芸術系。

絵を描いたり物を作ったり、図工の時間はスーパーヒーローです。

ついでに料理やお裁縫も好きなので、5年生から始まった家庭科も大好き。

とにかく手先が器用なのです。

そのため、私も得意なことを伸ばせば良いのでは?

と思い、勉強については口うるさく言わずに、本人の気持ちを優先していたところがありました。

息子の決意

しかし、5年生の秋頃に息子から、勉強について真剣に相談をされたのです。

「勉強が分からなくて学校がつらい」

今まで隠していたテストを全て出してきました。

捨てたテストの方が多いと思います。

私は点数が悪いからと言って強く叱るタイプではありませんが、息子としては悪い点数を何もなかったことにしたくて隠していたそうです。

何もなかったことにするなんて不可能ですが、子供なりのプライドなのでしょう。

算数15点、国語30点、理科、社会はほとんど白紙なので点数の評価がなし。

今まで私に見せていたテストは、本人の中ではマシな点数を選んでいたようでした。

本人が、このままではマズイ!

と、気がついたタイミングが、勉強をやり直すには1番ベストな時期。

そんな流れで、家庭教師をお願いするに至ったわけです。

そして世の中と地域の事情

我が家はオンライン家庭教師で学習をすることにしました。

コロナの感染者数が、激増していた時期でしたので、通塾は心配。

そして息子は集団授業では勉強が遅れ過ぎてついていけないこと。

個別授業もついていけないでしょう。

そして、オンライン授業にこだわる深い理由として、我が家が住んでいる地域が田舎だからです。

田舎といっても本当に田舎で、野生動物が生息する程の山中にあるため、公的交通機関は夜はないのです。

正確に言うならば、終バスが夜の7時台に終わってしまうため、家庭教師の先生に自宅へ来てもらっても、授業終了後には先生が帰れなくなってしまいます。

またオンライン家庭教師なら、細かなカリキュラムや、オンラインならではの全国どこの地域からでも相性の良い先生を探すことができること。

そして学年を遡っての授業など、こちらの希望する形で対応してもらえるところが魅力でした。

このような経緯から、家庭教師のオンラインを利用することになりました。

先生選び

マッチング

家庭教師を始めるにあたって1番大切なのは先生選びです。

こちらの要望を伝えて合いそうな先生を探してもらいプロフィールを教えてもらいます。

息子の希望は、「分からなくても怒らない先生」

そして、「優しく教えてくれる先生」

怒らずに優しい先生が条件ならば、マッチングは簡単なのですが、怒らずに優しく、どこまで分かるように教えてくれるのかが1番の条件。

分からないレベルが、通常ではないのが問題です。

外せない条件

要望として、こちらが出した条件は

  • 小学校の6年間の学習を卒業するまでにマスターすること
  • 分からない子供の気持ちに寄り添える人柄であること
  • 分からなくても怒らない優しい先生(息子の要望)

こんなに難しい要望でしたが、1週間以内にマッチングが決まりました。

いざオンラインで初対面

分からないところ

分からないところを教えてもらう。

簡単そうで難しいことです。

つまり、息子ほどの学習の遅れになってしまうと

「分からないところが、どこなのか分からない」

何が分かっていて、何が分からないかさえも分からない

早口言葉みたいですが、「質問する」「分からないところを教えてもらう」以前の問題なのです。

先生の提案

  • 算数については数の数え方
  • 国語については漢字の暗記
  • 理科社会は日常の生活の振り返り
  • 英語については4教科が安定してから開始

以上の学習方針を決めて、スタートになりました。

過去の経験と信頼関係

何を隠そう先生自身も、勉強が嫌いで苦手で、遊びやスポーツばかりの学生時代を過ごしていたそうです。

先生
先生

先生も真剣に勉強を始めたのは中学生になってから。

だから、まだまだ間に合うから大丈夫。

有難いお言葉をいただきました。

分からない人の気持ちも、勉強から逃げたい気持ちも、全て承知の上で経験済。

息子の心をしっかりと掴み、信頼関係が出来たようでした。

そして今までの遅れを取り戻すべく、本格的に家庭教師を利用しての学習が始まりました。

学習内容の詳細と、1年半の家庭教師学習をおこなった習熟度については、関連記事にて公開しています。

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